夜明け前が最も暗い

何かを失った自分が、新しい自分を手に入れるまで。

裏切られても裏切らない

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こんにちは、ぺんぎんです。

涼しくなったのはいいですが、地方の朝は寒い位です。

 

 

さて、昨日こんな夢を見ました。

 

自分は誰かに嵌められて、事件の犯人にされてしまいます。

しかも、なぜかその場には私の友人もいて、

友人は真犯人の言葉を信じてしまい、私を犯人だと決めつけます。

私はそんな友人に腹を立てて口汚く罵ります。

 

そんな最悪な夢で目を覚ましました。

 

最近、現実で追い詰められているせいか、そんな夢を見ました。

胸糞の悪い夢でしたが、起きてから冷静になってある考えを思いつきました。

 

それは「自分が裏切られても相手を裏切る理由にはならない」ということ。

 

今まで私は裏切りを許さない人間でした。

でも今は、相手が裏切るから自分も裏切るという考え方には疑問です。

一度位は許してもいいのではないかとさえ思っています。

もちろん、それは相手の誠意にも依りますし、二度目はありませんが。

 

心の狭い私にはそれ位の度量がなければならないのだと感じたからです。

 

また、それは自分自身に対しても言えることなのかもしれません。

自分に失望すること、それも自分を裏切ることになるのではないか。

一度や二度の失敗をしたからといって、自分をダメだと思わない。

何度裏切られても、自分を信じ続けることが大切なのではないかと思います。

 

夢は記憶の整理をするための機能だという説があります。

しかし、この夢は脳が本能的に自分自身を見捨てないように、

夢を通して私を説得している、そんな風に思えました。

 

現実を生きていると人は裏切られることが多々あります。

期待、信頼、約束…。でも、その都度争っていたらキリがありません。

 

社会が私を裏切っても、私は社会を裏切ったりはしない。

社会が私を必要としなくても、私は社会を嫌いになったりはしない。

 

無暗矢鱈に敵を作るのは悪手です。孫子の兵法にもそう書いてあります。

どうせ同じ「あくしゅ」なら、握手で自分の味方を増やす方が良さそうです。

 

 

ぺんぎん