夜明け前が最も暗い

何かを失った自分が、新しい自分を手に入れるまで。

のけものフレンズ

 

 ワクワクドキドキの新年度が始まった。しかし、仕事に向かう前に見た鏡の向こうの自分はヌマクローのような表情をしていた。

 

ヌマクロー 

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 なぜなら、私は入社後から絶賛放置プレイ中だからである。

 

 「けものはいても のけものはいない」。某アニメではこう言っていた。しかし、この会社で私と局長は明らかに群れから外れたのけものだった。

 

 この春より外部から会社にやってきたのは、中途採用の私と新たに赴任した局長だけだった。この会社は少々特殊な業種であり、本格的な繁忙期が通常よりもずれ込んで続いている状況であった。そんな中で私は中途採用の補充要因として迎えられたのだが、忙しすぎて今はそんな場合ではないというようなウェルカムではなくゲラウェイな現場の雰囲気があり、思考回路はショート寸前のスタッフたちとかなりの温度差を感じた。特に外部から招かれて迎えられた局長ならまだしも、一介の平社員であり、新卒も同然の大した能力もない私は誰からも望まれない忌み子と化していた。

 

 そんな訳で採用を行った人事からも担当である部署からも絶賛放置中である私は退屈と無関心という二大巨悪に蝕まれていた。中途採用なのだから、甘えないで自分から仕事を積極的に探せという意見もあるかもしれない。しかし、私が担当する予定の仕事は資格が必要であるがまだ取得しておらず、今は意味も意義もわからない雑用らしき仕事を探してやっている。

 

 たった2日しか経っていないのにかなり精神をやられたような気がする。この精神は体力とは別もので、金色のガッシュで例えるならば、バオウ・ザケルガを唱えるための心のエネルギーのようなものだ。

 

↓バオウ・ザケルガ

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 そのエネルギーが日に日に無くなっていくのがわかる。日曜日に100あったエネルギーが初日を経過し40になり、寝た後には80に回復するが全快はせず、2日目には60に減っている。つらい。

 

 誰か励ましの言葉を下さい。

 

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