夜明け前が最も暗い

何かを失った自分が、新しい自分を手に入れるまで。

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昨日、新潟県知事選挙が行われました。

私も新潟県民なので投票に行きました。

 

でも、きっと社会は何も変わらないと思います。

新しい知事になったところで大きな変化が生まれるとは思えません。

それは、決して今回当選された方を貶している訳ではありません。

私がそう考える理由は世間の期待からです。

 

前知事の一件や原発再稼働など、新しい知事への期待はとても大きなものになっていると感じています。

それは当然のことだと思います。

知事が変わればそういった問題が解決するかもしれないからです。

しかし、繰り返しになりますが、私は知事が変わったところで社会が変わるとは思えません。

なぜなら、知事が変わってもその街に住む人々が変わろうとしていないからです。

 

誰かに期待をすることは悪いことではありません。

しかし、社会において、それだけでは不十分です。

街のような大きなものを変えるには「誰か」ではなく、「みんな」の力が必要です。

今回もそうです。投票には行っても、自分で街を良くする為に何か行動しようとしている人は少ないと思います。

街頭での反応やつぶやきを見て、そう感じました。

これはある種の責任の丸投げです。

現在の政治もそうですが、無責任な発言や批評ばかりしていて、対案や改善策を持ち合わせていない人が多いような気がします。

批判や傍観だけで社会が良い方向に変わったことはこの歴史の中で一度もありません。

 

社会はみんなで作っていくもの。 

誰かに与えられるものでも、託すものでもなく、自分たちで作り、変えていくものです。

その意識がなければ、いつまで経っても良い変化は生まれません。

 

選挙に行くことはきっかけに過ぎません。

政治の舵を担う人物を選ぶことも重要ですが、もっと大切なことは、人任せにするのではなく、自分でも考え、そして、行動することだと私は思います。

 

変えていきましょう、みんなで。