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2018年公開映画作品ベスト10

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こんにちは、金曜日です。

いよいよ2018年も残りわずかとなりましたが、いかがお過ごしでしょうか。

私は相変わらず仕事と映画漬けの毎日を過ごしています笑

 

そこで今回は、2018年に公開された映画作品の中で私が観賞した30作品の内、

この年末年始におすすめする10作品をランキング形式でご紹介します。

なお、ランキングはあくまで私の主観なのであしからずm(_ _)m

 

 

10.『ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生(原題:Fantastic Beasts: The Crimes of Grindelwald)』

日本公開:2018年11月23日。監督:デヴィッド・イェーツ。キャスト:エディ・レッドメイン

 あの「ハリー・ポッター」のスピンオフ作品「ファンタスティック・ビースト」シリーズの第2作。続編なので前作を観ていないとわからない場面もありますが、前作から大幅に面白くなっていたのでおすすめしました。私自身、前作をあまり楽しむことはできませんでしたが、今作は面白かったです。相変わらず主人公は空気ですが。「ハリー・ポッター」シリーズの時代より昔の話なので、今シリーズからでも十分に楽しむことができます。

 

9.『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー(原題:Avengers: Infinity War)』

日本公開:2018年4月27日。監督:アンソニー・ルッソジョー・ルッソ。キャスト:ロバート・ダウニー・Jr

 「アベンジャーズ」シリーズ第3作。この作品も続編ですが、やはり前作から大幅にパワーアップした作品なので是非観て欲しい作品です。この作品はマーベル・コミックの映像作品群「マーベル・シネマティック・ユニバース」という作品群に属しており、その主人公であるヒーローたちが組んだ「アベンジャーズ」というチームが物語の中心となっています。「マーベル・シネマティック・ユニバース」は2018年12月現在、20作品が公開されていますが、この「アベンジャーズ」シリーズが各作品のクロスオーバー作品となっています。コアなファンではないor時間がない方はこの「アベンジャーズ」シリーズを追っていけばおおよその内容は掴むことができます。

 

8.『ブラックパンサー(原題:Black Panther)』

日本公開:2018年3月1日。監督:ライアン・クーグラー。キャスト:チャドウィック・ボーズマン

 上記と同じ「マーベル・シネマティック・ユニバース」に属しますが、こちらは単独作品の為、他の作品よりも観やすくなっています。主人公のティ・チャラは架空の国ワカンダの若き国王と黒衣のヒーロー「ブラックパンサー」という二つの顔を持っています。クロヒョウを模したヒーローということもあり、しなやかで艶やかなアクションには迫力があり、必見です。また、『クリード チャンプを継ぐ男』で主人公のクリード役を演じたマイケル・B・ジョーダンが演じる今回のヴィラン(悪役)「キルモンガー」も魅力的な悪役に仕上がっています。

 

7.『ヴェノム(原題:Venom)』

日本公開:2018年11月2日。監督:ルーベン・フライシャー。キャスト:トム・ハーディ

 公開前は「ヴェノム」の凶悪性を謳ったキャッチコピーが取り上げられていましたが、実際はそんなことはなく、おせっかいなエイリアンとダメ人間との交流を描いたハートウォーミングな作品でした笑二人の漫才のようなやりとりを楽しめたら勝ちです笑主人公である「ヴェノム」はマーベル・コミック「スパイダーマン」に登場するヒーロー(ダークヒーロー)の一人です。この辺は少し複雑なのですが、この作品は「マーベル・シネマティック・ユニバース」には属していません。以前に公開された世界観を共有する作品『スパイダーマン:ホームカミング』(ちなみにこちらは「マーベル・シネマティック・ユニバース」に属する作品)との展開に注目です。

 

6.『ワンダー 君は太陽(原題:Wonder)』

日本公開:2018年6月15日。監督:スティーブン・チョボスキー。キャスト:ジェイコブ・トレンブレイ

 この作品で良かったのは、ずばりシナリオと演出です。劇中でも話題として出てきますが、「普通」の人とは違った個性を持って生まれた主人公のオギー(演じるのは『ルーム』で注目を浴びた天才子役ジェイコブ・トレンブレイ)を中心に物語が展開していきますが、オギーのまわりの人々がみんな良い人ばかりで観ていて癒されます。それでいて決して強い人ばかりではなく、自分のしたことに後悔していたり、家族の中で弟ばかりが注目されて疎外感を感じていたり、みんなそれぞれに違った弱さや悩みを抱えて生きていて、綺麗事だけでなくそういった描写もきちんとされているところに作品の誠実さを感じました。こころが優しい気持ちになれる一本です。

 

5.『グレイテスト・ショーマン(原題:The Greatest Showman)』

日本公開:2018年2月16日。監督:マイケル・グレイシー。キャスト:ヒュー・ジャックマン

 実在の人物である興行師P・T・バーナムの生涯を描いたミュージカル映画。正直、シナリオは「細かいことは気にするな!」レベルですが、ミュージカルということもあり、それ以上に強いパワーと夢を持った作品だと思います。また、空中ブランコの団員アンを演じるゼンデイヤは魅力的でした。落ち込んだ時に観たい一本です。

 

4.『カメラを止めるな!

日本公開:2018年6月23日。監督:上田慎一郎。キャスト:濱津隆之

 私がおすすめする作品の中では唯一の日本映画です。日本映画だけに限らないことかもしれませんが、日本映画は大勢よりも個人に刺さる作品が多いような気がします(個人的には、今年公開された『億男』や『来る』も面白かったです)。その中でこれだけのスマッシュヒットはやはり特異。また、伏線を次々と回収していくようなシナリオもよく練られていてとても素晴らしかったです。カオス(無秩序)からコスモス(秩序)が生まれたような爽やかなラストシーンはゾンビ映画にも関わらずじんわり感動しました。ポンッ!

 

3.『レディ・プレイヤー1(原題:Ready Player One)』

日本公開:2018年4月20日。監督:スティーヴン・スピルバーグ。キャスト:タイ・シェリダン。

 さすがSFの大家スピルバーグ監督とでも言うべき作品!現実世界と電脳世界という二つの世界を行き来するという物語の内容もさることながら、それを作品として実現させたスタッフの力は素晴らしい。今年公開された『シュガー・ラッシュ:オンライン』でもディズニーの様々なキャラクターが登場しますが、それ以上に多種多様な作品からキャラクターが登場しています。特に物語の重要なカギとなる映画『シャイニング』の場面は大好きです。「俺はガンダムで行く!」

 

2.『ドラゴンボール超 ブロリー

日本公開:2018年12月14日。監督:長峯達也。キャスト(声優):野沢雅子

 3年ぶりの劇場版ドラゴンボール。私はテレビアニメの「超」自体は観ていませんが、とても楽しめました。劇中に登場する「スーパーサイヤ人ゴッド」と「スーパーサイヤ人ブルー」は前2作(『ドラゴンボールZ 神と神』、『ドラゴンボールZ 復活の「F」』)を観て、予備知識として知っていた方がより楽しめると思います。前作での評価を汚名返上・名誉挽回するくらい今回の作品は素晴らしかったです。時間の半分を占める大迫力の戦闘シーンは、映画館の大画面・大音量で感じて欲しいです。また、通常版と4DX版を観ましたが、先に通常版を観ていたせいか、正直あまり大差はなかったです笑観るとしたら、4DX版を先に観ることをおすすめします。

 

1.『リメンバー・ミー(原題:Coco)』

日本公開:2018年3月16日。監督:リー・アンクリッチ。キャスト(声優):石橋陽彩。

 ディズニーの作品は今年何作か(他に観た作品では『プーと大人になった僕』、『くるみ割り人形と秘密の王国』、『シュガー・ラッシュ:オンライン』)観ましたが、群を抜いて面白かったです。老若男女、誰にでもおすすめできる最高の作品だと思います。死後の世界が舞台ということもあり、映像は美しくて幻想的ですが、決して暗いだけの物語ではなく、また、キャラクターも骸骨がメインキャラクターなのにとても可愛らしいんですよね。シナリオや音楽もしっかりしています。特にこの作品では音楽が一つのテーマでもあるので、とても力が入っています。シナリオも分かり易くスッキリ、最後はとても感動しました。やっぱりピクサーって最高ですね。

 

 

さて、いかがでしたでしょうか。中には既に観た作品もあるかと思います。

ランキングでは、万人受けを第一に考えましたが、私がアメコミ好きなので、序盤はアメコミ映画で固まってしまいました笑

また、アニメをあまり観ない自分の1位と2位がアニメ作品(3位も一部アニメーション)というのは自分でも意外な結果でした。

まだ観ていない話題作(『ボヘミアン・ラプソディ』など)もあるので、おすすめがあったら是非教えて下さい。

 

長いようで短い年末年始。ゆっくりと映画でも観て過ごすのはいかがでしょうか。

では、また次の機会に。良いお年を。