南極料理人
今週のお題「おとうさん」
「南極料理人」という映画を観た。
この映画は堺雅人演じる海上保安庁の職員ニシムラが、調理担当として派遣された南極の基地で、同じく南極基地で働く隊員達に日々料理を振る舞うというコメディ作品である。
主人公であるニシムラは料理の腕は確かなのだが、家ではまるで家族に相手にされておらず、南極への派遣が決まった時も「パパが居なくても全然構わない」と言われる始末。
でも、なんやかんや言って家族には愛されているようで、娘が本人に内緒で南極基地へのインタビューに参加したり、派遣期間が終わった際には家族に笑顔で迎えられていた。
また、ニシムラ自身も娘の抜けた乳歯を大切に持ち歩いていたり(コレが後の大事件の引き金となる)、家族からの手紙を壁に貼っていたりと家族を大切に思っている。
一見すると蔑ろにされているようだが、きちんと家族の絆が描かれていて良かった。
でも、映画自体は普通。