夜明け前が最も暗い

何かを失った自分が、新しい自分を手に入れるまで。

富士山登山ルート3776に挑戦

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今週のお題「人生最大の危機」

 

こんにちは、金曜日です!

突然ですが、皆さんは富士山に登ったことはありますか?

私は以前の記事で紹介した通り、過去に何度か登ったことがあります。

 

富士山に登ろう(実践編) - 夜明け前が最も暗い

 

それで今年はちょっと変わったルートを試してみたいと思い、ネットを調べていたらコレを見つけました!

 

「富士山登山ルート3776」に挑戦!【ルート紹介】 | 富士じかん

 

これは富士市が始めた企画で(間違っていたらごめんなさい)、海抜0メートルから富士山の山頂を目指すというものです。

なお、道中の各所にチェックポイントが置かれ、スタンプラリーをしていき、スタンプラリーの台紙を送ると市から記念バッジがもらえます。

 

企画の概要は以下の通りです。

「富士山登山ルート3776」の概要
1 全長
  約42キロメートル

2 起点
 (1)ふじのくに田子の浦みなと公園
 (2)富士塚
 
3 終点
  富士山頂(標高3776メートル) 

4 推奨日程
  3泊4日

つまり、海からフルマラソンの距離をひたすら歩いて富士山の頂上に行こうという企画です。

これがどのくらいやべーのかと言うと、スタート地点の一つである「富士塚」で撮ってきた写真をご覧下さい。

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はるか先に富士山の頂がうっすら見えます!

ね?頭おかしいでしょ笑

 

でも、そんなクレイジーな企画だからこそあえて挑戦したいという想いから、今回、実際に行ってきました!

なお、企画の詳細は上記の公式サイトにてご確認下さい。

 

 

①日目ルート

1日目のルートは、起点から大淵エリアまでの12.4kmです。

起点は「ふじのくに田子の浦みなと公園」か「富士塚」からスタートすることになっています。

私は駐車場の都合から富士塚を選びました。

この企画、駐車場が一番のネックになります。

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駅前の駐車場から徒歩10分ほどで富士塚に着きました。

この青いボックスの中にスタンプラリーに関する用紙などが入っています。

 

富士塚にお祈りをして、早速歩き始めました。

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1〜2日目のルートには写真のような標識が道路に点在しており、方向を指し示してくれます。

一応地図もあるんですが、正直わかりにくかったです。

なので、携帯の地図アプリがあると楽です。

 

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7時頃に富士塚を出発して、休憩を挟みつつ、11時頃に1日目コースのゴールであるよもぎ湯に着きました!

4時間程度、歩く速さは時速3kmでした。

通常、1日目はここで終わりですが、私は少しでも負担を減らしたかったので、すぐに2日目コースに歩き出しました。

ちなみにコンビニは1日目ルートにしかないので、連続する場合はこのルートで準備をした方がいいです。

 

 

②日目ルート

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2日目コースは大淵エリアから麓のキャップ場までの14.8kmです。

 

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街場を離れ、舗装された林道(道路)をひたすら歩きます。

 

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16時30分頃、5時間程度でゴールに到着しましたが、2日目ルートを(厳密には1日目ルートの時点で笑)終えて、既に脚が限界を迎えていたこととおそくなった場合に泊まる宿や帰りのバスがなかったことを理由に一旦挑戦を中断して、そのままバスで下山しました。

ちなみにこの企画、分割での挑戦もありだそうです。

なので、この日の挑戦はここまでとなります。

 

 

③日目ルート

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3日目コースはキャンプ場から富士山の六合目を目指します。

前回のリベンジということで日をあらためて再挑戦しました。

なので、出発場所も前回離脱したキャンプ場から歩き始めました。

しかも、今回はそのまま頂上まで登って御来光を見るために夜に出発しました。

しかし、これがいけなかった…。

 

道は5kmの道路と5kmの登山道から成り立っています。

道路部分は一本道ですぐに登山道に到着したのですが、登山道で迷ってしまいました。

獣道を進み、要所要所に看板があるらしいのですが、夜ということもあり、見逃しました汗

何とか灯りを頼りに進みましたが、傾斜45度近くの壁と植物に阻まれ、進行を断念して下山しました。

 

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ポケモン(ゲーム)でこんな段差が出てくるんですが、ゲームだとそんくらい乗り越えろやとか思うんですが、実際も段差が結構深かったり、倒木があったりして上手く進めませんでした。

 

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途中で地図を開いたのでこんな距離になっていますが、実際はもっと迷いました泣

 

お題の「人生最大の危機」はここで(富士山の麓で遭難しそうになったのもそうですが笑)、下山している時にやっと戻る道路が見えて気が緩んだ私は岩場から脚を滑らせてしまいました。

落ちる寸前でリュックが木に引っかかったことと必死に踏ん張ったことで滑落は免れました。

その時、岩場の下をヘッドライトで照らしてみると下は3m程の落差があり、地面ではなく、大きな岩が転がっていてゾッとしました。

もしも滑落していたら、死にはしないまでもきっとタダでは済まなかったでしょう。

車を止めた駐車場に戻れた時の安堵感は富士山登頂の達成感に勝るとも劣らないものでした笑

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結果、今年は2回富士山に行きましたが、1度も登れませんでした泣

なので、六合目から富士山の頂上を目指す4日目コースの記述はありません。

生きてさえいればまた挑戦できると思ったので、今年の達成は見送ることにしました。

来年、また諦めず挑戦します!

今度は昼に笑

 

富士山はまだ山開きをしているので、この夏にクレイジーなルートに挑戦したいという方は是非行ってみて下さい٩( 'ω' )و

 

それではまた次の記事でm(_ _)m

 

金曜日